▲ TOP

防災の取り組み

ここでは大東町内会の自主的取り組みを紹介します。

大東では、毎年交代する新任の班長・組長さんには必ず訓練に参加するようお願いしています。
毎年訓練を繰り返せば、年間60人近く経験者が増え、町内会の防災力が高まっていきます。

安否確認訓練

目的は「被災者の早期発見、早期手当て」であり、

  1. 家族が無事の家は玄関にタオルをかける。被災していたら助けを求める。
  2. タオルが出ていない家には近所の人が声をかけて安否をたずねる。そうすれば被災者が早く発見できます。
  3. もし被災していたらその場で応急手当をする。

という取り組みです
これで ご近所のお年寄りや障害をお持ちの方も分け隔てなく安否が確認できるとともに、「被災者の早期発見と早期手当て」が実現できます。
そして顔を合わせて声をかけることでご近所との絆が強まります。
訓練目標は「声掛け漏れゼロ」です。
声を掛け訓練はほぼ10年間続けており、前回ついに目標の「声掛け漏れゼロ」を達成しました。
本当の災害が起きても自然に声掛けが実践できると信じています。
実災害時に使用する安否確認様式は・防災情報にあります。「防災のてびき(詳細版)」にもありますので、ご活用ください。

炊き出し訓練

災害時には食料は3~7日来ません。その間自宅に備蓄した食料でしのぎますが、
ご近所同士で食材を持ち寄り炊き出しすれば、助け合いながら温かい食事がとれます。
電気、ガス、水道のライフラインが無くなった時、食料を確保する訓練です。
新聞紙の燃料とブロックの釜土など身近にあるものを利用してご飯を炊きます。
毎年100名近く参加し、ご近所同士ピクニック気分で鍋を囲み和気あいあいと親睦を深めます。

応急手当訓練

災害時には救急車は呼んでもあてになりません。
お医者さんに治療してもらうまでの間に行うつなぎの簡易手当です。
日常でも起こりやすい切り傷、出血、ねんざ、骨折などの手当をします。
身近にあるレジ袋、サランラップ、ハンカチ、傘などを利用するので、
大東では「とっさに役立つ応急手当」と呼んでいます。
訓練には毎回約50名参加し、救護班や救出消火班が活躍します。

防災町歩き

自分が住む町を歩いて災害時に役に立つ防災井戸や消火器、危険なブロック塀などを探すオリエンテーリングです。
ガイドの引率で「防災・史跡マップ」を片手に子どもからお年寄りが楽しく交流しながらチェックします。
5~60人の参加者が10人単位のグループに別れて行動します。
歩いていると昔からある史跡も目に入ります
穴あき鉄板、大東新道開通記念碑、十一面観音などなど、
町内会館が相模の国八十八カ所の79番札所なのです。
意外と史跡が多いのを知って自分の住む町内に愛着がわき、誇りに思いますよ。
町歩き情報は・豆知識で紹介します。

クリスマス会(子ども会主催 防災部協賛)

小学校1~6年生約60名とサンタになった役員が大東クイズ大会、じゃんけん大会などで一緒に楽しみます。
一人の子供が6年間参加しますので、毎年催し物を工夫しています。
防災紙芝居、紙飛行機大会、応急手当訓練、ロープワーク(指導 苅田消防署)、不審者から身を護る講習会(講師 KFPのお父さん)など。
認知症勉強会(講師 藤沢市職員)(※)をした年もありました。
子ども会のお母さんが司会進行などで活躍します。

(※) 子供さんがやさしく声をかけると認知症の方は気持ちが安らぎ大変有効です。子供さんの役割が大きいことを寸劇や紙芝居で子供に理解してもらう勉強会です。